小児歯科について

 

子供の初診(一般歯科 General Dentistry、又は小児歯科 Pediatric Dentistry)

初めての検診は最初の歯が生えてきたら、または生後12か月になった時、どちらか早い方にいくべきだとアメリカ小児歯科学会(American Academy of Pediatric Dentistry)は勧めています。虫歯や異常がないかを調べるほか、保護者に歯磨きの指導やおやつなど食生活に関する指導などをします。虫歯予防にフッ素を歯に塗ります。

 

子供と歯医者が良い関係を築く為の注意

  1. 保護者はご自分が歯医者に行くのが怖くても、それをお子様に気付かせないようにしてください。子供は敏感で、自分の親の恐怖心などはいち早く感じ取り、歯医者は恐れるべき所だと学んでしまいます。

  2. お子様が虫歯になる前に歯医者に診てもらう。虫歯になって、初めて歯医者にかかると、歯医者さんは痛いところだと子供は考えます。虫歯になる前に連れて行けば、子供にとって負担の少ない簡単な検診が6か月おきにあり、歯医者は歯を綺麗にしてくれるところだと子供は考える様になります。また、定期的に診てもらうことにより、歯医者さんと信頼関係を築くことができ、実際に虫歯の治療が必要になった時でも、あまり苦労なく治療を受けられる可能性が高くなります。

  3. お子様に痛みの有無に関しての嘘をつかないこと。嘘をつくと子供は歯医者に診てもらうたびに、何を信用できるのか分からなくなってしまい、とても治療しにくい恐怖心の高い患者さんとなってしまいます。

 

子供の虫歯予防

  1. 一般歯科医、または小児歯科医に定期的に(通常は6か月おき)診てもらう。
  2. 子供への感染を最小限に抑える為、保護者自身も虫歯、歯周病、歯槽膿漏の治療を受け、定期検診を受ける。特に、母親の口から子供の口に感染する傾向があります。

  3. ​乳幼児期の注意点

    1. 哺乳瓶やボトルを口に入れたまま、寝付けないこと(水ならよし)。12-14か月で哺乳瓶は卒業させましょう。

    2. ジュースを飲ませる場合は、哺乳瓶やストロー付マグではなく,コップに入れ、お食事かおやつの時間にしかあげない。(しかし、ジュースは飲ませない方が歯によい)

    3. 乳歯が生えてきて、離乳食も始まったら、一日中いつでも授乳するのではなく、授乳する時間を決めた方が虫歯になりにくい。授乳しながら子供が寝てしまう場合などは、虫歯になりにくくするために、卒乳するまで歯に悪いものを一切与えず、寝る前にしっかり歯を磨いておく。(寝ながら授乳しないのが、一番理想的です)

  4. 家庭での口腔衛生

    1. フッ素入りの歯磨き粉を使って、1日2回、歯を磨く。

• アメリカ歯科学会 (American Dental Association) の認定印がある歯磨き粉を使う

• 3歳未満ではご飯粒一粒くらいの量を塗る(アメリカ小児歯科学会推奨)

• 3 - 6歳ではグリーンピース位の量を塗る(アメリカ小児歯科学会推奨)

• 電動歯ブラシで大人が磨いてあげる事をお勧めします。(Oral B, または Sonicare)

• 子供が自分で磨く場合、一人できちんと磨ける様になるまでは、大人が仕上げ磨きをする

2.毎晩フロスをして、舌も磨く。(寝る前の口腔衛生が一番大事)

3.一日2回以上歯を磨く場合は、朝と晩の歯磨き以外はフッ素が入っていない歯磨き粉を使う。(歯磨き粉を飲み込まなくなる年齢まで)

5.食生活

1.だらだら長時間かけて食べないこと。また、決められたおやつの時間やお食事の時間以外に食べないこと。もっと頻繁におやつの時間を設けなければいけない場合は、歯に悪いものは与えないこと。

2.食べた後や、水以外のもを飲んだ後は毎回歯を磨くのがベスト。でも歯に悪いものを食べたり飲んだりした後は、特に大事。

3.歯に悪いもの

• 糖分が多いもの(ケーキ、チョコレート、クッキー、ビスケット、ジュース)

• 粘着性のあるもの(ドライフルーツ、グミ、ヌガー、キャラメル、トフィー)

• 酸性度が高いもの(ソーダ、スポーツドリンク、イオン飲料、オレンジジュース)

• 長時間口の中に入れているもの(ガム、飴、氷砂糖)

   4.歯に悪いものを食べるときのこつ

• 歯に悪いものを食べる時は、おやつの時間ではなく、夕飯の直後など、食事の直後で余り時間が経たないうちに歯が磨けるときがよい。

• 歯に悪いものを食べた後は、必ず水や麦茶などを飲んで、食べカスを洗い流すようにする。

• 歯に悪いものは頻繁に与えない。